語学の勉強、略して「ごがべん!」

やり直し英語中2|未来を表すwillとbe going toって何が違うの?

はじめに

willもbe going toもどちらも未来の表現として中学英文法では習います。テストでwillの文をbe going toに書き換える問題とかありますよね。
実際の会話でも、そこまで違いを厳密に意識して話さなくても、何とかなるもんです。(経験談)
ですが、ニュアンスには少々違いがあるということも知っておくと、自分の意図をより正確に相手に伝えられるようになりますよ!
ここでは、willとbe going toの違いについて説明します。

このページの構成

いつそのつもりになった?

まずは代表的なニュアンスの違いについて説明します。

まずはこれを意識してみよう

willもbe going toも、どちらも「~するつもりだ」という「意思」を表します。
ニュアンスの違いは、「いつから」そのつもりだったのか、という部分において生まれてきます。

表で確認してみましょう。

willとbe going toのニュアンスの違い

ポイント
ニュアンスの違い
will そのつもりになった
be going to 前からそのつもりだった

willは、決まっていなかったことその瞬間に「~するつもり」になったことに対して使用し、be going toは、すでに決まっていたこと「~するつもり」の予定であったことについて使用します。

なぜそんな違いがあるの?

なぜ、willの方は今そのつもりになったことを表し、be going toは前からそのつもりだったことを表すのでしょうか。
それは、「be going to」という句動詞がどんな要素から成り立っているのかを意識すると見えてきます。

be going toにはbe動詞が使われています。

be動詞の本質的な意味、根っこの部分にある意味を思い出してみてください。「~の状態にある」ことを表し、「主語=○○」というように主語がどういうものかを説明することができるんでしたね。

そして、be動詞の後ろには、go(行く)の-ing形(現在分詞)が置かれていて、be goingで現在進行形となっていますね。
このgoingは、「行く」という意味より、「物事が進んでいること」をイメージしてください。


(going toのレールに動詞(~する)が載せられている様子。つまり、「~する」予定になっている状態を意味しています。)

toの後ろには動詞の原形が来ます。何をするつもりなのか?と言うと、このtoの後にくる動詞の部分がその具体的な動作を表してくれるわけですね。

その「~する」という動作が、「going to」の「状態」にある、つまり「近い将来実行に移されるという予定になっている」ということを意味しています。

だから、be going toが「前からそのつもりのこと」を表すわけですね。

反対に、willは「~だろう」「~するだろう」という自分の意思が関係ない単純未来を表すこともありますが、本質的な意味、根っこの部分にある意味は「~するぞ」という「意思」なわけです。
「~するぞ」という「意思」の部分が前面に出てくる助動詞なので、ニュアンスとしては、決まっていなかったり今決めたことに対して「~するつもりだ」と意思を明確にすることができるんですね。

なんとなくでも分かっていただけましたか?

例文で比較してみよう

今説明したニュアンスの違いについて、文章で見る方がより分かりやすいかもしれません。

will

Hey, can you open the windows ?

おーい、窓を開けてくれない?


OK, I will.

OK、やるよ。

 

Are you studying for the exam now ? I‘ll study with you !

今、試験のための勉強をしているの?私も一緒にやるよ!

今自分の意志で決めたってことが伝わってきますね。

つづいて、be going toの文を見ていきましょう。

be going to

I‘m going to go shopping with her tonight.

私は今夜彼女と一緒に買い物へ行くつもりです。(予定)

I‘m going to buy a surfboard.

サーフボードを買うつもりなんだ。(予定)

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

こんな風に、すでに決まっている計画・予定を表すんだよ~

You‘re going to pay, right ?

君が払うんだよね?(予定)

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

主語がI(私)以外の場合の文章だね~。この例文も、「あなたが払う『予定』なんだよね?」と「予定」を尋ねているよ~。すでに決まっている計画や予定を表すというニュアンスが出ているよね~。それにしても全部払ってもらおうなんて厚かましいよね~

We are going to leave here soon.

私たちは間もなくここをたちます。(予定)

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

この文章も決まっている予定を説明するニュアンスが感じられるよね~

Now, I‘m going to beat you one by one.

今からわたしがあなたたちを1人ずつ打ち負かすつもりです。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

心の中で「~するつもりだ」とあらかじめ決めていることを言うときもbe going toが使われます。

何を伝えたいか

頑張って勉強する

  • I will study math hard tonight.
  • I‘m going to study math hard tonight.

私は今夜数学を頑張って勉強するつもりです。

どちらも「~するつもりです」という未来の予定を表していますが、willの方は「~するぞ」という明確な「意思」が感じられ、be going toの方は「~する予定だ」と、意思よりも予定としてそのつもりだ、という意味合いが前面に出てきています。

確実か不確実か、計画的か漠然としているか

これまでは、「『いつ』するつもりになったか」という主語の意思にスポットライトを当ててみてきました。
でも、willもbe going toも単純未来、つまり「~だろう」といった「未来に対する推測や予想」の意味もありますよね。

次は、単純未来におけるニュアンスの違いに注目してみましょう。

be going to

be going toは、近い将来確実に起こりそうなことだと確信しているときに用いられることがあります。
遠い未来のことに対して確実に起こりそうだと確信は持てませんよね。
つまり、確実に起こりそうだと確信が持てるのは近い将来のこと。とはいっても、近い将来が具体的にどこからどこまでと決まっているわけではありません。
たとえ1年後のことだとしても、あなたがそれを近い将来のことだと思っていたり、確実に起こることだと思っているのなら、be going toで表すことになります。

will

一方willは、少し先の未来と感じていたり、予想する内容がbe going toほど確実だと確信していない場合に使われることがあります。

単純に未来のことを述べるときはこちらで構わないと思います。
漠然とした「未来」全般のニュアンスがあります。

それでは例文を見てみましょう。

例文

be going to

この例文には比較級が出てきているね~。比較級が何か分からない人は、下の例文を見てね~

This meeting is going to be longer than I thought.
( This meeting is going to be long. )

この会議は意外と長引きそうだ。

(この会議は長引きそうだ。)

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

会議の様子を見て、「あぁ、長引きそうだな」と実感を持ったわけですね。つまり、近い将来確実に起こると思っているので、be going toで表現しているんですね。

It‘s going to rain tonight.

今夜は雨が降りそうだ。

実際に空を見て、今にも降りそうで今夜は確実に雨になると思っているニュアンスです。

You‘re not going to believe this.

きみたちはこのことを信じないだろう。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

この様子じゃ相手は信じないだろうな、という確信があるニュアンスですね~


It‘s going to be a great weekend.

すばらしい週末になりそうです。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

何かいいことがあって、素敵な週末になりそうだ、と確信しているニュアンスですね。

I have a feeling that your “some day” is never going to come.

君の「いつか」は決して来ないという気がするよ。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

that節以下がbe going toの文になっています。難しいと感じた人は、後半の文だけに集中してみてください。your “some day”(あなたの「いつか」)は当てにならないから、決して来ない気がする、と確信しているニュアンスですね。notの代わりにneverが使われています。neverは「決して~ない」という意味です。ちょっと辛辣ですね。

つづいて、willの例文を見てみましょう。

will

In Tokyo, it is cloudy now, but it will be sunny in the afternoon.

東京では、今はくもっていますが、午後には晴れるでしょう。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

おそらく晴れるだろう、という未来に対する「推測」が語られています。実際に晴れるかどうかは分かりません。でも、天気予報ではそういっているのかもしれませんし、何となくそんな感じがしてそう推測したのかもしれません。そんなニュアンスが感じられます。

You will be a great actor.

きみはいい役者になるよ。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

Happiness will come to you.

幸せはあなたに来るでしょう。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

Believe in yourself, and your dreams will come true.

自分を信じればきっと夢はかなうんだから。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

どの文でも、実際にそのようになれるのかどうかは分かりません。でも話者は「あなたはそのようになれるだろう」と相手の未来に対して話者自身の「推測」を話しているわけですね。「漠然とした未来」ですね。

Will he become rich and famous ?

彼はお金持ちになって有名になるの?

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

「彼は~するだろうか?」という推測の疑問文ですね。主語(=彼)の漠然とした未来を取り扱っているわけですね。
資産評価というわけですね!投資リスクも考慮したうえで、この資産(彼)に投資するのか、それとも他の物件にするのか。悩みどころですね。

・・・

Chris will be home soon.

クリスがもうすぐ帰ってくるわね。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

soon(もうすぐ)という副詞が使われ、近い将来のことを話しています。willは未来全般の推測を言えるわけですから、近い将来であっても単純に未来のことを言う時は使えます。この文のwillをbe going toとしても構いませんが、その場合はより確信的なニュアンスを帯びてきます。

This problem will not be easily solved.

この問題は簡単に解決しそうにない。

「様子から判断すると、この問題が簡単に解決しそうにないなぁ」と思えてきたわけですね。「簡単に解決しない!」と確信を持って言い切ってはいないものの、漠然とした未来に対して推測を述べているわけですね。
この文では受動態が使われているけど、分からなかったら「easily solved」のかたまりを「簡単に解決する」という形容詞と考えてみてね~

It is becoming clear that this problem will not be easily solved.

この問題が簡単に解決しそうにないことがだんだん明らかになってきた。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

なお、引用元の原文ではこのような文章でした。willが使われている文がthat節でしたので、先ほどの説明では前半を省略しましたが、こちらを見るとより「推測」らしさが感じられるかもしれません。

まとめ

最後にもう一度、willとbe going toの違いについて振り返りましょう。

willとbe going toのニュアンスの違い

ポイント
ニュアンスの違い
will 今そのつもりになったこと
「~するぞ」という意思を前面に出したいこと
約束ごと、自発的な意思を出すとき
単純に未来全般のこと
漠然とした未来のこと
be going to 前からそのつもりだったこと(予定)
確実にそうなるなと確信を持った未来のこと

まとめるとこのようになります。

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