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to不定詞「to do」の名詞的用法「~すること」|中2英語

to不定詞の3つの基本的な使い方のうち、まずは「名詞的用法」について見ていきます。

to不定詞の名詞的用法

日本語の意味としては、基本的に「~すること」という意味になります。

しかし、I want to see you.→「私はあなたに会うことが欲しい。」といったように、そのまま当てはめると違和感のある日本語になってしまう場合もあります。この例文では、「私はあなたに会いたい」とする方が自然な日本語となりますね。

動詞によっては、「~すること」と訳すとおかしな日本語になる場合もありますが、核心部分が表すイメージとしては「~すること」という”名詞のようなもの”なんだと覚えておくと良いですよ。

名詞的用法でのto不定詞は、名詞のように使うことができるわけなので、文の中で主語目的語の位置に置いてその役割を果たすことができます。

文の目的語・補語になる

次の文は、to不定詞が文全体の目的語となっています。

to不定詞を形作る「to+動詞の原形」ですが、元々は動詞だったわけなので、目的語を後ろに繋げることができます。
この文では「to see you」の「you」の部分がto不定詞「see」の目的語部分ですね。「to see you」で「あなたに会うこと」となります。

そして、この「to see you」のかたまりが丸々文全体の目的語となっています。
これが、to不定詞の名詞的用法です。

目的語

まずは目的語になったto不定詞を見ていきましょう。

上の文は名詞を置いた場合の例文です。
下の文がto不定詞の名詞的用法の文となります。
見比べて、to不定詞が名詞のように使われているのを確認しましょう。

名詞的用法|to不定詞を文の目的語に

文全体の目的語の部分を赤く表示しています。
  • I want an apple.

私はりんごが欲しい。

  • I want to see you.

私はあなたに会いたい。(←私はあなたに会うことが欲しい。)


  • I like baseball.

私は野球が好きです。

  • I like to play baseball.

私は野球をするのが好きです。

上の文はto playが無くても文が成り立っていますが、to play baseballとすることで、より具体的に「野球の何が好きなのか」を説明していますね。

このように、to不定詞の名詞的用法では、to不定詞は動詞の目的語となることができます。

want to doやlike to doのようにto不定詞を目的語にすることができる動詞は他にも次のようなものがあります。

hope to do ~したいと思う
wish to do ~したいと思う
decide to do ~することにする
forget to do ~し忘れる
need to do ~する必要がある
try to do ~しようとする

上で挙げた動詞について、例文をみながら確認してみましょう。
動詞を青で、to不定詞のかたまりを赤で示しているよ~

hope to do

  • I hope to see you again.

また会えるといいですね。
(直訳:私はまたあなたと会うことを望みます。)

wish to do

  • I wish to express my appreciation.

感謝を申し上げます。
(直訳:私は感謝を表すことを希望します。)

express【ɪksprés】(イクスプレス):~を表現する
appreciation【əprìːʃiéɪʃən】(アプリシエイション):感謝、評価

decide to do

  • I decided to go shopping with her.

彼女といっしょに買い物へいくことにした。
(直訳:私は彼女といっしょに買い物へ行くことを決めた。)

forget to do

  • Don’t forget to clean your room.

部屋をきれいにするのを忘れないで。
(直訳:あなたの部屋をきれいにすることを忘れないでください。)

need to do

  • You need to rethink it.

あなたはもう一度考え直す必要があります。

「need to 動詞」は、「~する必要がある」という意味になり、それはつまり「~しなければならない」というニュアンスになります。
need to doはよく使われます。他にこんな例文も参考にしてみてください。

You need to transfer at this station.

この駅で乗り換えないといけません。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

When does this need to be completed?

いつまでに仕上げればよいですか?

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

to be completed で「”完遂される”こと」という受動態のto不定詞になっています。主語はthis「これ」です。
「これはいつ完遂されることを必要としているのですか」と尋ねています。

try to do

  • I try to slim down.

痩せようとしています。

slim down【slím dάʊn】(スリムダウン):体重を減らす

Are you trying to slim down?
痩せようとしているんですか?

Yes…
はい・・・

さらに次のような動詞もあります。

promise to do ~すると約束する
offer to do ~することを申し出る
plan to do ~することを計画する
hesitate to do ~するのをためらう
expect to do ~するのを期待する

promise to do

  • She promised to come to your house.

彼女はあなたの家に行く(来る)って約束したよ。

Do you promise to love and cherish each other?

あなたは互いを愛し大切にすると約束しますか?

Do you promise to love and cherish each other as long as you live?

あなたは生きているかぎり、互いを愛し大切にすると約束しますか?

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

結婚式の誓いの言葉みたいですね。

結婚式・・・
・・・

offer to do

  • She offered to help me.

彼女は私を手伝うと申し出た。

plan to do

  • What does she plan to do tomorrow?

彼女は明日何をする予定ですか?

hesitate to do

  • She doesn’t hesitate to lie.

彼女は平気でうそをつく。(←彼女はうそをつくことをためらわない。)

expect to do

  • Mary expects to get a boyfriend.

メアリーは彼氏ができるのを期待している。

My teacher expects to get a boyfriend.
私の先生は彼氏ができるのを期待しています。

へぇ~そんな先生もいるんだね~♪~(´ε` )
・・・

少しニュアンスに注意が必要

次の動詞はto不定詞が続くときに少しニュアンスに注意しましょう。

learn to do ~できるようになる
manage to do どうにかして~する
learn to doの意味
「learn to do」は「~することを学ぶ」という意味になりますが、字面通りに覚えると少しニュアンスにズレがあります。
学ぶことで「できるようになる」という結果の意味が含まれているからです。
learnには本来、学習や経験などを通して知識やスキルを会得するという意味合いがあります。
すなわち、「~できるようになる(身につく)」という意味が元々備わっているんです。

learn to do

  • How can I learn to speak English well?

どうやったら英語をうまく話せるようになりますか?

I should learn to take it easy.

私、もっとおおらかにならなきゃね。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

この文章は、「学んで身につく」というlearnの意味がより強く出ていますね。

manage to do

  • She managed to pass the exam.

彼女はどうにか試験に合格した。

He managed to finish all his work by five.

彼は5時までになんとか仕事をかたづけた。

出典:NHKゴガクル/フレーズ・例文

manageという動詞にto不定詞が続くときも注意が必要ですよ~。

日本語として定着している「マネージ」は、どちらかというと「管理」するというニュアンスがありますよね。
もちろん、英語のmanageにもその意味もありますが、「管理」する結果「to不定詞が示す状態となる」といったニュアンスを帯び、「どうにかして~する」という意味になります。

補語

また、to不定詞はbe動詞の後に置いて、主語を説明する補語になることもできます。

名詞的用法|to不定詞を文の補語に

  • My hobby is to gossip with my friend.

私の趣味は友達と一緒に噂話をすることです。

誰が考えた例文か透けて見えるわね。
gossip 【gάsɪp】は「噂話をする、陰口をたたく」といった意味の動詞ですよ~。日本語でもゴシップというカタカナ語があるからイメージしやすいんじゃないかな~?

rumorも噂話を表す単語ですが、gossipの方は男女関係の話題を噂するときによく使われるので少し意味合いが違ってきますね。
  • To see is to believe.

百聞は一見に如かず(←直訳:見ることは信じることです)

これは有名なことわざですね。

文の主語になる

名詞は文の主語になることができますよね。
to不定詞の名詞的用法では、to不定詞が名詞と同じような役割を果たすわけなので、文の主語になることができます。

例文を見てみましょう。

名詞的用法|to不定詞を文の主語に

  • To speak English is fun.

英語を話すのは楽しい。

このように、to不定詞のかたまり(to不定詞句)が文の頭に置かれ、主語となっていますね。
  • To gain a person’s confidence is not so easy.

人の信頼を得るのはそう簡単ではない。

gain【géɪn】(ゲイン):~を得る
confidence【kάnfədns】(コンフィデンス):信頼

先生の場合はこちらの例文ですか?

  • To get a boyfriend is not so easy.

彼氏を作るのはそう簡単ではない。

・・・

名詞的用法のto不定詞が主語となる場合、形式主語itを代わりに使ってIt is ~と文を始め、to不定詞句は文の後ろに置くことがあります。

It is ~ to do の構文について

この用法についてはこちらで詳しく説明します。
英語|【It is ~ to do】長くなるto不定詞の主語はこの構文で!

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